よくあるご質問 自家消費エコめがねについて

特定計量対応とは

太陽光発電などの点在する発電設備や蓄電池などの普及にともない、PPA※などの多様な電力取引のニーズが生まれています。
これまですべての電力取引の電気量の計量は、計量法に基づく検定を受けた特定計量器(=スマートメーター)を使用することが必要でしたが、太陽光発電や蓄電池の電力を柔軟に取引するには合理的ではありませんでした。

電気計量制度の合理化を図るため「特定計量制度」が始まりました。
この制度は、分散リソース(小規模な再エネなどの供給源)を活用した電力取引の際に、パワーコンディショナーなど一定の精度で計測が可能な機器を使用した場合、事前に届出を行なったアグリゲーター等の事業者の取引において、スマートメーターの取り付け義務を免除するものです。

一定の精度で計測が可能な機器として販売されているパワーコンディショナーとエコめがねを接続することで、スマートメーターを使用しなくとも電気料金請求に使用できる計量データを取得することが可能となります。

※PPA:Power Purchase Agreementの略で、需要家と発電事業者の間で締結する、電力購入契約のこと。発電事業者が需要家の敷地や屋根上に太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を需要家に販売するモデルをオンサイト型PPAモデルと言います。第三者所有モデルとも呼ばれます。